バスルームリフォームのご依頼を頂きました。

以前は浴室・洗面所・トイレが間仕切られていて
スペースは広いものの窓のない暗いトイレだったり
細長い間取りで少し使いにくい洗面所だったりと
建物の構造上仕方ない部分からくる歪が
各スペースを圧迫しているような形になっていました。

そこで施主様と相談の上
思い切って全ての壁を取っ払い
明るく広々と使えるバスルームにリフォームすることにしました。

まずは解体工事。
出来るだけスペースを確保するために
不必要なものは全て取り除いていきます。

浴室も綺麗でしたが使いやすいものに生まれ変わるために
惜しみつつもこの通りです。

次は大工工事。
下地にも注意を払って進めていきます。
デッドスペースになっていた傾斜天井部分も有効活用。
全てを一部屋にし天井も高くとることで
さらに広く感じるバスルームへと変身していきます。

色々な仕上げ工程を経ていよいよ完成です！

まずこのバスルームに入ると感じるのは心地良い空気感。
淡いブルーと白の市松模様のタイルが爽やかさを演出してくれています。

そしてなんといっても明るく広々と変化した空間は
浴室の壁を透明ガラスにしたり
トイレをオープンにすることを選択した
思い切った施主様の気持ちから生まれたものだと思います。

ミラー収納洗面台はカスタムメイド。
基本的な使い易さに配慮しているのはもちろん
立ちやすいように中央のキャビネットを奥まらせたり
天板右奥に小さな屑入れをつくったりと
施主様のちょっとした願いも叶えた洗面台となっています。

それに光と緑を取り込んでお部屋を彩ってくれるステンドグラスは
作家さんのオーダーメイド。
繊細でシンプルなデザインにとても癒されます。

洗濯物収納や飾り窓・引戸などももちろんカスタムメイド。
施主様のご希望に沿ったデザインとなっています。

今回のリフォームは施主様の大胆な提案も取り入れながら進めることができ
とても楽しみながら工事をさせて頂きました。
バスルームは本来リラックスできる場所であるべきだと考えていたので
実際このバスルームを使った施主様から
「ずっと居たくなる場所になりました」と言って頂いて
とても嬉しく思いました。
ご依頼頂きありがとうございました。